top of page
カッパトマトガエル
無尾目ヒメアマガエル科トマトガエル亜科トマトガエル属
ANURA Microhylidae Dyscophinae Dyscophus coronaviridis
頭頂に緑のヘタに似た突起のあるトマトガエルで、他の種より更に野菜のトマトに似た印象を受ける。突起は獲物を引き寄せるための罠に使われる。小刻みに身体を揺することで突起を虫のように見せ、より大きな食料を得る。林床で生活する地平性のカエルで水かきや吸盤は持たない。地面を歩く姿はトマトが動いているようで目立つが、警戒色の赤が示すように体表から粘りのある毒を分泌して身を守る。和名は頭のヘタと顔つきを合わせ見ると日本の妖怪の河童のイメージに近いことから。種名<コロナビリディス>はラテン語で「緑の王冠」の意。
bottom of page