top of page
チューリップリス
齧歯目リス科ハナリス属
RODENTIA Sciuridae Flosciurus tulipa
大きな1枚の花弁のような尾が特徴。6匹のグループで行動し、尾でお互いの体を隠しながら、球根や根菜を好んで食べる。 属名の<フロスキウルス>は、「花栗鼠」の意のラテン語。種名<トゥリパ>は「チューリップ」の意。和名<チューリップリス>もこれに準じる。 目の周囲(まぶた)と腹胸部が黄緑色で、頭部および背中ならびに四肢が赤い。 尾は大きな1枚の花弁のようで、団扇状で薄い。尾の根元は黄色。走る時は、尾を左右から背中に向けて巻き、風の抵抗を軽減する。両耳の先には、チューリップの雄しべにも似た飾りを持つ。 陸上での生活が中心で、6匹1グループでの行動も、体を大きな尾でお互いに隠しながら、球根や玉ねぎ、にんにく、ビーツニンジンなど赤い根菜を好んで食べる。
bottom of page