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ホンターシュンマオ(紅大熊猫) 赤ちゃん(緑)
食肉目アライグマ科 ジャイアントパンダ属
CARNIVORA Procyonidae Ailuropoda picin
よく知られる白黒のジャイアントパンダの耳、目の周囲、鼻口部、前後肢、肩といった黒い模様部(毛色)が、赤色の種で、主に唐辛子を主食する。辛い物ばかりでなく、パプリカなども好んで食べビタミンなどの栄養を摂る。種名<ピキン>は、中南米原産の唐辛子の祖先野生種の一種の名前に由来する。和名<ホンターシュンマオ>は、中国語「紅大熊猫(赤いジャイアントパンダ)」に準ずる。唐辛子は、中南米を原産とする香辛料で、15世紀末にコロンブスにより持ち帰られ、各地に広められたと考えられるが、中国の雲南省にも唐辛子の原生野生種存在するという説がある。このパンダはその説を裏付ける証拠となる進化を遂げてきたのかもしれない。身体の毛穴より、ラー油(辣油)に近い成分の油を含んだ汗を分泌しており、毛に触るとヒリヒリと刺激痛を感じることがある。幼体の一定時期の体毛の模様は緑色。成体でも紫や橙色の個体も見られる。
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